1月 7日(土) 美波町の根魚釣り

今回は 根魚一本勝負?

ターゲットは大型のハタ類と大判。


ということで…

おひさしぶりです 木岐から出る八幡丸さん。


今日の予報は 曇り のち 小雨 のち 晴れ そして強風!と

一通り何でもありみたいな感じ。

まぁ風さえ吹かなかったらいいんだけど。



今日は根魚狙いだというのに

今の時期釣れたらデカいからな〜と

朝からアオリ狙ってみる。



瀬戸内で大きくなったアオリが海水温の低下とともに南下し

最近定置網にはでっかいアオリがゴロゴロ入っているそうだ。

そんなヤツを釣りたいんだが

そう甘くなく アタリすらないまま2時間経過…で ギブアップ。

まぁこの時期アオリ1日狙ってもアベレージ0〜3杯程度。

おまけに満月まわりだから よけい釣れないわな。


アオリあきらめ 根魚狙いにチェンジ。

胴突き2本針 上の枝に小アジを掛けて

下の枝に切り身を刺すハイブリット仕掛け。

枝の長さや太さ 間隔や使う針の形状などにこだわった

自分なりに考え抜いた仕掛けで勝負。


下針に刺す切り身は



冷凍庫の在庫処分

サケのハラモ コノシロの短冊切り アオリのゲソやエンペラ

タチウオ釣りのエサの残りサンマ 

そして上針に付けていたアジの3枚におろしを短冊にしたもの。


サケは皮が分厚く食いちぎられることはないので

何度もアタリあっても針から外れることはない。


サンマやコノシロ アジなどは集魚効果は高そうだが

身が柔らかいのでエサ持ちは悪い。


ということでサケ+サンマかアジかコノシロを抱き合わせて刺す。



真冬の太平洋にしては珍しくベタ凪。

朝方 小雨に見舞われたが すぐに止んで晴れ間も見えてきた。


太陽が顔を出すと 暑い…

防寒着とダウンを脱いで それでも暑い。


小アジと切り身のハイブリッド仕掛けで狙っているのだが

アタリが多いのはやはり切り身の方。


ガツガツガツ…と小刻みに首を振るのは



おなじみのレンコダイ。


根魚定番の



ウッカリカサゴ(上)とアヤメカサゴ(下)

昔は2s3sといった大型のウッカリカサゴが釣れていたのに

大きいヤツから釣られてしまい小物ばかりになってしまった。


錦鯉が釣れたかと思ったら

おじさんの仲間?レアな魚



2本のヒゲが特徴のウミヒゴイ


これもレアなヒゲソリダイ。



よく似た魚で 下あごにヒゲが生えているヒゲダイとは親戚?


紅白もようのめでたそうな魚



タマガシラ。


アオリ釣りの外道でおなじみの



マトウダイ コイツのキモがうまいことを最近知った。


予報通り午後から風が出始め

時間とともにどんどん強くなってきた。


それでも船は東へ東へと新たなポイントへと進み続ける。


これまで釣れた魚はほぼ切り身に食い付いてきたもの。

小アジに食い付く良型の魚が来ないかな〜と思っていると

ガツンと強烈なアタリ

竿先を下げて本アタリ待って

ググッと竿先が入ったところで大きく合わせる。

根魚狙いではアタリがあってもエサをくわえているだけのことが多く

しっかりと針先が魚の口を貫通して

カエシの部分まで出るまで大きく合わせることが大切。

合わせが甘いとフッキングしておらずバラシにつながる。


最初そこでバタバタと暴れて あとはスイスイ揚がってくるのは

間違いなくあの魚。



大判とまではいえないが ロクマルヒラメ。

口の皮1枚のフッキングであったが無事取り込み成功。


この後もアジに食い付くアタリが出て

サイズアップしたマハタを連発。



切り身に来るマハタは小さ目だけど

アジを丸呑みするヤツはサイズがいい。


午後から予報通りババ荒れ。



真冬の太平洋になってきた。


海も荒れてきたので最後の流しにしま〜す って。

確かここまで9目釣りのはず

あと一種追加したら十目釣り完成だ。


あたった…慎重に送り込んで大合わせ。

大きくないけどハタ系の引き。



魚体は黄色いが なぜか名前はアオハタ。


この一匹を最後に 沖上がり。


帰りは追い風であったが 大波ドンブラコ〜



船中6人で マハタが20匹あまり揚がった。


マハタはゴーマルまで ヒラメはロクマルと

大物は揚がらなかったが レアな魚もちらほら。


小アジを食ってきたのはヒラメとマハタ2匹

あとは全て切り身にヒットした魚。


何はともあれ アタリの多い釣りは楽しい。

朝アオリなんて狙わなければもうちょっと釣果をのばせていたかも?

次回は真面目に魚一本勝負でいこう。



本日の釣果 ヒラメ マハタ レンコダイ など